深夜0時にアブダビ着、次の便は朝10時。約10時間のトランジットです。
昼間なら「市内観光に出ようかな」と考えるところですが、真夜中の到着ではさすがに無理。空港内で過ごすしかありません。
この記事では、私の宿泊体験をもとに、アブダビ空港でトランジットホテルを使うメリットと、現在利用できる最新ホテル情報をまとめています。
ラウンジは大混雑、空港ベンチも満席
ホテルを探すしかなかった夜

アブダビ空港に到着後、まず思ったのは「夜中なのに人が多すぎる!」ということ。
ラウンジに入ってみると、座席はすべて埋まり、シャワー待ちの行列。ソファで横になるどころか、座る場所すらありません。
仕方なく空港内を歩き回りましたが、ベンチもカフェも人だらけ。
「これでは朝まで持たない」と思い、空港内にある トランジットホテルに駆け込みました。
旧Aerotel Abu Dhabi宿泊体験(ターミナル1時代)
「Airport Hotel」と書かれた案内板をたどると、すぐにホテルの入口に到着。
フロントで空室を確認すると、ツインルームがまだ残っていてホッと一安心。クレジットカードでスムーズにチェックインできました。
部屋はブラウンを基調にした落ち着いた雰囲気。
ベッドはセミダブルが2台並び、清掃も行き届いていて安心感がありました。

シャワールームはシンプルですが清潔。アメニティも揃っていて、長時間フライトの疲れを癒すには十分。
室内にはミネラルウォーターやインスタントコーヒーも用意されていて、小さな“安心”が随所にありました。


何より良かったのは「静けさ」。
外の喧騒が嘘のように、部屋ではぐっすり眠れました。
おかげで翌朝のローマ行きフライトも快適。
時差ぼけにも悩まされず、到着初日から観光を楽しめたのです。
空港は全面改装
ホテルも新ターミナルAに移転

ここで重要なのは、私が泊まった Aerotel Abu Dhabi(ターミナル1) はすでに閉鎖されていること。
2023年11月、アブダビ空港の国際線はすべて 新ターミナルA に移行しました。
さらに2024年2月から空港自体の名称も 「アブダビ国際空港(Abu Dhabi International Airport)」から「ザイード国際空港(Zayed International Airport)」 に変更されています。
そしてトランジットホテルは、新ターミナルAに 「AU Hotel 」 がオープンしています。
AUHotel の詳細情報
- 場所:新ターミナルAの出発エリアに直結(出国せずに利用可能)
- 利用スタイル:数時間単位の滞在や1泊での利用が可能
- 客室:シングル・ツイン・ファミリーなど複数タイプ
- 設備:Wi-Fi、専用バスルーム、アメニティ、ティー&コーヒー、ドライヤー
まとめ
トランジットホテルを使うメリット

- 深夜着・早朝発でも安心 – 市内に出なくても安全に休める
- ラウンジの混雑回避 – 確実に横になれる
- フライト疲れの回復 – 時差ぼけを軽減できる
- 時間を有効活用 – 無駄な移動がなく、翌日の旅をすぐ楽しめる
私が体験したのは旧ターミナルのAerotelでしたが、
「空港内ホテルに泊まる安心感と快適さ」は今も同じです。
深夜着で長時間の乗り継ぎがあるなら、迷わず空港内のトランジットホテルへ行かれることをおすすめします。
AU Hotel (ターミナルA内) を活用すれば、旅のスタートを最高のコンディションで迎えられます。
アブダビでの長時間トランジット予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
アブダビでの長時間トランジット予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。